flatlay photography of citrus and dragon

【プラントベースで妊娠期を過ごす】食育はお腹の中ですでに始まっている。

  • 2020年11月9日
  • 2021年12月28日
  • CHILD CARE
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flatlay photography of citrus and dragon

 

カンボジアで生まれた次女、ここ現地でPlantーbased cafeを経営し、Vegan食を提供していたのでPlant−basedで子育てをすることは、我が家にとって難しいことではありませんでした。

 

鶯茶房ライフジャーナル、もみじ(@Jun−Momiji)です。

 

実際に妊娠から3歳までほぼVeganで育てた経緯をもとに、この記事を書いています。

赤ちゃんの成長に動物性は必要あるのか、疑問に思っていたので実践したPlant−based子育て。

現在は4歳になり、Plant−basedは継続中ですが卵や魚介類デビューをしています。

結果的に、妊娠期からPlant−basedを選択したことは、とても良い経験となりました。

 


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食育はお腹の中で既に始まっている!

woman holding stomach

 

自然食育児の理想は、お腹の中にいる時から始めること。

お腹にいる頃から、赤ちゃんの味覚はお母さんの食べたものによって形成されることがわかっています。

よって、妊娠中の食生活から自然食を実践しすることは、その後の子育てを楽にする、また母体と胎児の健康のためにも、とても大切な事です。

しかし妊娠中は栄養が偏るのではと心配される方も多いかと思います。私はPlant−basedで妊娠期を過ごしましたが特に問題はありませんでした。(個人差があります)

気をつけていたのは、ビタミンB12と葉酸そして鉄分。

「気を付けていた」と言えるほどのものでは無いかもしれません。

気にしすぎるとかえってストレスとなるので、正直なところ、さほど気にしていませんでした。

ビタミンB12について

ビタミンB12はVeganでは特に摂取するのが困難だと言われている栄養素です。

現在ではB12は必須ではない。という研究結果も出ているとか?

ともあれその時はそんなことを知る由もなかったので、

ビタミンB12が含まれるニュートリショナルイーストと言われる酵母で摂取していました。

が、大して取っていません。あ!と思い出した時に程度でした。

何度か、現地のカンボジア人の方に、ガチョウの卵を食べなさい!とゴリ押しされ、挑戦したこともあります。

ガチョウの卵は大きく、鶏卵の5倍ものビタミンB12を含みます。

Veganで過ごしたい私には気の進まない話でしたが、B12は身体の中に蓄積される成分ということで一度食べればしばらく持つから。という思いでたべてみました。

が、

見事にお腹を壊しました。ww

妊娠期、数回挑戦しましたが(片手で数えられる程度3回くらい?)、卵を食べるとどうもお腹を下してしまうのです。

この反応は私にとって、妊娠中に必要ないのかな?と思ってしまうような出来事となりました。

 

動物性を摂取したのは、この数回くらいです。

葉酸について

red dragonfruit

葉酸ですが、意外とこちらで溢れているトロピカルフルーツに含まれていることが多く、

つわり期に米の炊ける匂いに拒絶反応を起こしていた私の身体が受け付けた食べ物はフルーツ。

特にドラゴンフルーツでした。

後で知ったのですが、ドラゴンフルーツには葉酸が多く含まれます。

自然と体が欲したのでしょうか、つわりの時は毎日ドラゴンフルーツを食べていました。それしか食べられなかったのです。葉酸不足だったのかもしれません。

マクロビオティックでは、南国のフルーツは体を冷やすのでお勧めされませんね。

しかしここは南国、郷に入れば郷に従えです。

気にせずたべました。それしか食べられなかったので。

あとはヘンプ。

ヘンプも葉酸を含みます。妊婦さんには必要な他の栄養素もたくさん入っているので、とってもお勧めです。

授乳婦さんもたくさんの栄養素を赤ちゃんに持っていかれますから、ヘンプで補うのは手軽で美味しく、お勧めです。

 

鉄分について

鉄分も妊娠、授乳期に気を付けて摂取したい栄養素の一つです。

授乳中なんて特に持っていかれますね。

しかしサプリメントをとりたくなかった私は、鉄の調理器具を使うことを選びました。

それについてはこちらの記事で紹介しています。併せてご覧ください。

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そしてここでもヘンプ。

ヘンプはレバーの7倍もの鉄分を含みます。

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green plant
あとは胡椒。

ここカンボジアの私たちが暮らすカンポットは、

世界一美味しいと言われるオーガニック胡椒の名産地。

胡椒も鉄分を多く含むのです。

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spoon of peppers

 

妊娠中は食生活が乱れがちだと思いますが、実は赤ちゃんの味覚形成にとても大切な時期です。

食べてはダメ。ではなく、食べるならとことん、良質なものを!と選んでいれば、自然と身体の中はいいもので溢れていきます。

甘いものを食べたければ、質の良い甘いものを選んだらいいこと。

コンビニのスイーツではなくて、自然食カフェのスイーツに、高級だけど安心素材のスイーツなど。

今となってはお取り寄せでなんでも手に入りますから、難しいことでは無いはずです。

お腹に赤ちゃんがいるからと、自分を甘やかすのならば思い切って本気で甘やかしてください。

 

 

Plant−based育ちで医者いらず!身体が既に知っている?

doctor holding red stethoscope

我が家には2人の娘がいます。

上の子はVegtarian育ち、下の子は3歳までは動物性ゼロで育ち、化学調味料や添加物もほぼ取っていません。

そんな彼女は誰もが認める超健康体そのもの。医者にかかったことはなく、太っているわけでも、痩せているわけでもなく、いい具合に引き締まった見事な健康体です(現在4歳を過ぎたところ)。

以前ドイツ人のヘルスコーチをやっている方に、

woman in white and gold long sleeve dress
ドイツ人
ヘルスコーチ
「素晴らしい!」

という嬉しい声をいただきました。

卵も牛乳もお肉も食べなくたって、立派に育つのです。それでも時々お腹を壊したり、風邪を引いたりします。お腹を壊した時は、葛湯を飲んで、梅干しを食べたら大抵はOK。

普段から自然食なので、自然の物で調和を図ればすぐに治ってしまうのです。

 

そして興味深いのが、化学調味料が入っていると食べないこと。長女の時はそこまで知識が無かったため、化学調味料や添加物を特に避けるようなことはしていませんでした。そのためか、彼女はそこまで気にせず食べられます。

しかし下の子は妊娠中から気をつけていたため、そういった化学的なものにほぼ免疫がありません。

そのせいか、自然でないもの/不自然な食品が含まれていると、途中で手が止まるのです。

3歳で、もう彼女の身体は何が必要で何が不要かわかっているかのように、受け付けないのです。

Plant−basedで育てるメリット/デメリット

white markee light

気になるところですよね。実際メリットもデメリットも両方あります。

実践した結果をもとにした、メリットとデメリットを紹介します。

個人差がありますので、必ずしもこうなると断言するものではありません。

メリット

  • 野菜嫌いが「ありえない」話になる
  • 野菜が大好物になる
  • 便秘しない
  • 肌荒れしない(乳児湿疹が出ない)
  • 頑丈に育つ
  • 袋菓子等を知らないので、買い物に行っても「これ買ってー」が無い。
  • 情緒が比較的安定している

デメリット

  • 周りから心配される
  • 動物性を与え始めるタイミングの見極めが難しい
  • 家族の協力が必要

 

メリットの方が多いです。好きで実践したので当たり前ですが…

食を気にし始めてから、人間の成長に動物性は本当に必要あるのか、とても疑問に思っていたのです。

3歳まで何事もなく成長できることがわかったので、こうして記事に書いている次第です。

おそらくその後も成長はできるでしょうが、もう「成長できる」という事実がわかったというのと、

彼女のその後を考えると”動物性ゼロ”を強要したくはないので3歳まで、としました。

子どもが Plant−based を受け入れてくれるのか

という質問をいただいたことがありますが、だからこそ、妊娠中から始めるのです。

お腹の中ですでに味わっていますから、加工食品ばかり食べてると、生まれてきた子も加工食品好きになります。

肉食なら、肉好きになります。例外も、もちろんあると思います。

食育はお腹の中に命が芽生えた瞬間から始まっています。

「野菜を食べてくれない」

という悩みは、妊娠期から野菜中心であれば、一切生まれません。

少なくとも、植物性が基本で子育てをしている方からは聞いたことがありません。

今から始めるPlant−based

今からじゃ遅いのか。

と言われると、正直

 

Momiji
「遅いよ」

 

と言いたいところですが、

諦めてしまっても残念なので、興味を持っていだだける方が一人でもいるようなら、

子どもが喜ぶ簡単菜食メニューを追って紹介していきたいと思っています。

ご意見あればよろしくお願いいたします。

また、とても参考になった本があります。


この本では完全菜食で、出産育児を過ごすヒントがたくさん載っています。つわりで食べられない時から、卵も食べずに妊娠期を過ごし、産後の回復食から、離乳食まで網羅されています。とても参考になるので、Vegan子育てに挑戦したい方は一冊持っておくことをお勧めします。

 

 

最後に

サプリメントではく、ビタミンB12と葉酸の摂取できる食品を紹介します。
だって、昔の人はサプリメントなんてなかったのですから、食品で事足りるはずなのです。

 

ヘンプシード
ヘンプには妊娠、授乳期に不足しがちな葉酸と鉄分が含まれており、栄養補助食品として優れています。他にも9種類もの必須アミノ酸が含まれます。我が家では玄米に上にゴマ感覚でかけたり、おにぎりに入れたり、サラダに混ぜたりと用途様々。とにかくおいしいので続けやすいところが、おすすめしやすい点です。

ヘンプシードオイル
上記のヘンプシードから絞られたオイルです。数少ないオメガ3を含むオイルの一つ。
オイルとしての栄養価のバランスも高く、アマニよりもクセがないので使いやすいです。
熱に弱いので生のままサラダや冷奴にかけていただきましょう。冷蔵保存で早めに使い切ります。

ニュートリショナルイースト
ニュートリショナルイーストとは、サトウキビや糖蜜につく酵母を採取し、殺菌して加熱したのもので生きた酵母とはまた違います。ですが動物性を食べないVeganに最も摂取が難しいと言われているB12を含む唯一の植物性食品です。味はチーズのようと言われ、Veganのチーズ風を作り出すのに使われます。おすすめはポップコーンの味付けに使うこと。スナック菓子の味がします。騙されたと思って試してみて。

デーツ
葉酸をたくさん含むドラゴンフルーツは、日本では見つけることが難しですが、デーツの葉酸含有量も優秀です。砂漠に国では「妊婦は1日3粒食べれば安産」と言われるほど栄養価の高いフルーツ。干し柿のような甘さで美味しくて食べ過ぎそうになりますが、
長女妊娠の際、食べ過ぎて一時期食べられなくなった経験があります。笑
砂糖の代わりにデーツで作る餡子もおいしいのでおすすめです。

それでは
Be Healthy💐
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