寝具の選び方:重要!ウールのベッドパットにはシルクのシーツを選んで下さい。
天然素材の寝具は素材の組み合わせが非常に大切です。
同じ天然素材同士でも、動物性繊維であるウールと、植物性繊維、特に麻は相性が良いとは言えません。
ウールとリネンはどちらも高周波を持ち、人々を癒す効果を持ちますが、合わせると喧嘩をしてしまう。そんな組み合わせです。
周波数と言われるとピンと来ない方も多いかと思います。
周波数の話を抜きにしても、麻とウールは合わせることで静電気が発生しやすくなるという欠点があるのです。せっかく天然素材で眠るのに、静電気が起きてしまっては台無しですよね。
繊維の相性/繊維の帯電列
繊維には帯電列というものがあります。
図の通りあまり離れたもの同士が合わさると、静電気が起きやすくなるのです。
安物ニットやブランケットなどでよくウール×アクリルの組み合わせがありますが、あれは最悪です…
良くフワフワしたムートン調のウールの敷きシーツがありますが、大半はアクリル糸が地糸になっているのでご注意ください。
天然繊維同士の組み合わせは、ウールの場合シルクが一番相性が良く、どちらも共通して生命が作り出すタンパク質です。
知っていると面白い繊維の周波数
周波数については別記事で詳しく解説していますので、ここでは簡単に触れておきます。
素材による周波数の違い、これらの研究はユダヤ人医師のハイディ・イエレンによって行われたもので、
- リネン 5000mHz
- ウール 5000mHz
- オーガニックコットン70-110mHz
- 非オーガニックコットン40ー70mHz
- レーヨン – 最大15mHz
- ポリエステル – 最大10mHz
- スパンデックス、ライクラ、ポリウレタン合成樹脂製 – 最大15mHz
- ナイロン、合成ポリマー – 最大15mHz
- シルク – 最大15mHz
私たちの身体は健康であれば100mHz 、病気の人(死の近い人)は15mHzだと言います。
コットンはオーガニックでやっと健康な人の周波数に追いつくか否かというところで、
オーガニック以外はあまり価値のない素材となっていましました。
⚠️オーガニックコットンであれば400mHzに達する可能性があると記載されているところもあります。
またこの結果を見ると、化繊はもちろん周波数が低いのですが、サスティナブルでエコ繊維として注目されている再生繊維(バンブーやモダール、リヨセル等)も化繊と同様に病人と同じ周波数で、身につけるのはちょっと考えてしまう数値です。
バンブーはレーヨンです。モダールもレーヨンの分類です。
再生繊維とは植物セルロースを一度薬品で溶解し、伸ばして凝固させて糸にした繊維なのでリヨセルの表記はありませんが、同じと考えて良いでしょう。
再生繊維を選択肢に入れないのはこのためです。
ウールの質、オーストリア産は避けて下さい。
ウールもミュールジングと言われる鼠蹊部カットの可能性があるオーストラリア産は避けるようにしてください、と度々注意発起をしています。多くの国でミュールジングは現在禁止されていますが、オーストラリアは別です。
一時、動物愛護の関係でオーストラリアでもミュールジングが禁止される時期がありました。しかし再開したのです。
ミュールジングは麻酔なしで行われることもあり、その場合羊たちは大きなストレスを受けます。
そんなストレスを受けたウールを身につけても、あまりいい効果はなさそうですよね。
⚠️オーストラリア産でもノンミュールジングの表記があるものも存在します。
それと同様にシルクにも質があるので、極端に安価なものは避けたほうが無難です。
天然繊維にも色々あるのです。
一概に全て良いとは言えません。
シルクの周波数/シルクの質 安物は気をつけましょう。
周波数の話に戻りますが、上記の一覧を見るとわかるように天然繊維にもかかわらずシルクは病人と同じ周波数を持ちます。
そんなシーツで眠って快眠できるとは思えませんよね。
私はこのシルクの周波数の低さは、行き過ぎた養蚕によるものではないかと考えています。
通常蚕というのは羽化して蛾になれば飛び立てるものですが、質のいい糸を作り出すよう品種改良を重ねられた蚕は羽化しても飛び立つことができません。これは生命力が無いようなものです。
飛べない=体が悪い=病人と同じ
周波数が低いのも納得です。
ウールに合わせるシルクを選ぶなら
シルクにもオーガニック認証を得ているものがあります。ただのオーガニック信者と思われても仕方がないかもしれませんが、単に変なところにお金を払いたくないし、変な買い物をしたくないのです。このブログに訪れる方もそんな方が多いのではないかと思います。
だって病人と同じ周波数のシルクで眠りたくないし、超高級は求めないけれど、安物を頻繁に買い替えながら使うよりは、”本当にいいもの”に的を絞って生活したいし、何より低賃金に苦しむ労働者を支援するようなことはしたくありません。
オーガニックシルクを作る蚕もまた羽化しても飛べないことに変わりはないでしょう。しかしあらゆる工程で普通より良い環境で作られたシルクであることが、オーガニック認証から見えてきます。
リンクはボックスシーツですがフラットシーツもあります↓
オーガニック認証を得ているシルクというのは非常に数少ないものです。
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でもちょっと予算オーバー…という方は↓
お手頃価格を考えるとオーガニックコットンシーツ
しかしシルクはちょっと予算的に…という方にはオーガニックコットンシーツをオススメします。帯電列を見るとコットンは麻の隣なのでウールとの相性は良くなさそうにみえますが、コットンは人体に近い(麻はマイナスに寄る)のでウールと合わせても静電気が起きるほどではありません(⚠️起きるという方もいますが私はウール×コットンの組み合わせで今まで気になったことはありません)
コットンも通常コットンはとてもオススメできるようなものではありませんので、私のオススメはオーガニック一択です。それでもオーガニックシルクよりは遥かに手の届きやすい範囲ですので、チェックしてみてください。
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以上、ウールのベッドパットに合わせたいシーツのお話でした。
寝具選びの参考になれば幸いです。
最高の寝具で最高の睡眠時間をお楽しみ下さい。
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