【七号食】- 回復食について。実際に辿った回復食と七号食まとめ
10日間の玄米生活を終え、味噌汁が仲間入りする回復食へと入りました。回復食初日は出汁なし、具なしの味噌汁から。味気ない!と思いますが、玄米しか食べない生活から味噌をお湯で解いただけのものがどれだけ滲みることか。
●【七号食】とは − 玄米だけを10日間食べ続ける一種のファスティング(断食)
●【七号食】やってみた。玄米だけで過ごす10日間、体質改善よりも意識改善が大きい。
の記事はもうご覧いただきましたでしょうか?まだの方は先に☝︎をご覧ください。今回は七号食最終章、回復食について、紹介いたします。
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回復食とは
まずはおさらいです。10日間の玄米のみの生活を終えた後いきなり普通の食事に戻すと身体がびっくりしてしまう(ダイエット目的の方はリバウンドの原因に)ので、徐々に通常食へと導いていきます。七号食ではこの、”回復食”が非常に重要だとされています。
・12日目 – 玄米ご飯+野菜の味噌汁
・13日目 – 玄米ご飯+野菜の味噌汁+野菜のおかず一品
・14日目 – 玄米ご飯+野菜の味噌汁+野菜のおかず一品(魚が入ってもOK)
4日間の回復食を経て、通常食へと戻ります。
私の回復食
10日間の玄米生活を終えると、驚くほど食に対しての考えがシンプルになります。味噌汁があれば良いかな、漬物が一つあればご飯は食べられる。正直、12日目の野菜のお味噌汁が加わった時点で、もう「これで良いや」でした。ご飯の支度も楽だし、考える必要もないのです。
・12日目 – 玄米ご飯+野菜の味噌汁
・13日目 – 玄米ご飯+野菜の味噌汁+野菜のおかず一品→自家製ヴィーガンキムチ
・14日目 – 玄米ご飯+野菜の味噌汁+野菜のおかず一品(魚が入ってもOK)→自家製ヴィーガンキムチとアジの一夜干し
このような感じです。写真付きで詳しく紹介していきます。
11日目 − 玄米ご飯と出汁無し具なしの味噌汁
回復食1日目、玄米だけの生活からやっと違う味が。出汁も具もない味噌汁。は自家製玄米味噌で。ここでこの、玄米味噌の良さが浮き彫りに。通常の味噌(白米麹で作られた味噌)では出ない深みとコクが玄米味噌にはあります。出汁がなくても美味しい!そう感じられるのは玄米味噌だから。白米麹でも、玄米麹でも味噌を作ってきましたが、そう感じられるのは玄米味噌だから。もちろん、出汁が入るに越したことはありませんが、比べてみるとその差がよくわかると思います。
しかしまだ、何だか満たされない空腹感は残ります。
12日目 − 玄米ご飯と野菜の味噌汁
待ちに待った具入りのお味噌汁。我が家はいつも椎茸出汁でカツオや炒り子は使いません。精進味噌汁です。玄米味噌なら椎茸だけで十分すぎるほど美味しい味噌汁が出来上がります。干し椎茸で作る椎茸のスープには、動物性タンパク質を排出する働きがあると言われています。一晩かけてゆっくりと戻した椎茸出汁を使いましょう。
この日のために色々と野菜を買いました。大根、人参、サツマイモ、南瓜、玉ねぎに小松菜。野菜をたっぷり入れた味噌汁の美味しさと言ったら。これまでの空腹感には何だったのだろう、というくらい満たされました。具沢山の味噌汁が一杯つくだけでお腹いっぱい。こんなにも違うのか!と、大変驚きました。
13日目 − 玄米ご飯と野菜の味噌汁+野菜のおかず一品
14日目 − 最終日。玄米ご飯と野菜の味噌汁+野菜のおかず(魚が入ってもよし)
※箸の向きが左だったり右だったりするのは、私は右利きですが、左で箸を使うようにしているためです。そうすることで食事がゆっくりになり、子どものペースに合うのと、右脳も働くかな。という考えです。左利きの人は味噌汁も左側になるものでしょうか。色々と実験中です。
七号食を終えて
10日間の玄米生活を終えて、本当に味噌汁と漬物一品があれば満たされるように。おそらく運動量的にその程度でエネルギー量は充分足りているのでしょう。普段から4号、5号食程度の食事が基本でしたが、それでも代謝し切れていなかった部分があったようです。また、今回の七号食で下の子(4歳)はこれで十分なんだと気がつきました。小さい子はシンプルなものです。
今までと変わったこと
普段、朝ごはんは食べない派でしたが、七号食中はしっかりと朝、昼、夕と三食、食べていました。毎朝起きたら空腹、、、というくらいお腹が空いていたのです。お腹が空くということは、玄米がしっかりと消化されている証拠だなぁなんて思いながら、毎朝しっかりとご飯を食べていました。と言っても回復食2日目の野菜の味噌汁を取り始めてからは、朝ごはんはまた無しに。満たされているので全く問題ありませんでした。昼食と夕食に玄米と具沢山のお味噌汁。それでエネルギーは充分足りるようです。
学んだこと- とにかく咀嚼が大切
通常のファスティングでは固形物を取らず、胃腸を休めることが大切とされているためちょっと疑問に感じる方もいるかもしれません。しかしながら七号食のルールである最低50回の咀嚼により玄米はお粥状になり、唾液と混ざり乳酸発酵します。通常のファスティングでは酵素ドリンクを用いて栄養価を補いますが、”咀嚼”という行為が一切入ってきません。七号食中に頭が冴えていたのもこの、”咀嚼”があったからではないかと思っています。パン食が主な国の人々に比べ、頭の大きな日本人。咀嚼により脳が発達したと言われています。
以前、庭のマンゴーが季節の時、消費するべくお昼を毎日スムージーにして過ごした時期がありました。その時疑問に思っていたのです。これはほとんど咀嚼を要さないな、と。子どもたちに”咀嚼”することを覚えて欲しいと思っていた時だからこそ、気になったのかもしれません。
今回七号食を実践したことにより、”咀嚼”の重要性を再認識したことは間違いありません。
5、6号食あたりが理想だと実感
結果的にたどり着いたところは、5、6号食(玄米とお味噌汁に野菜のおかず程度)が日常というのが理想ということ。もともと外食はほとんどないし、変な調味料も使いませんが、カフェ営業をしていたこともあり、
というセットは我が家では稀でした。しかし結局はそこなのかな。そう感じざるを得ない七号食体験となりました。
通常のファスティングと七号食
料金はピンキリですが、七号食同様14日間ほどのプログラムの場合、6万〜10万円ほどかかる場合が多いです。ファスティング中は大抵、酵素ドリンクのみです。
七号食の場合は?玄米だけあればいいのでだいぶ安上がりです。酵素玄米のレトルトを購入したとしても、半額くらいで済むでしょう。
酵素/寝かせ玄米の魅力
最後に、七号食に活躍するアイテムを紹介していきます。酵素玄米を自作するのに良いアイテムも併せて紹介するので是非、ご覧ください。モデルや芸能人の中には酵素玄米を常食している方も多いのです。そのくらい美容と関係の深い主食。玄米が美味しくない!そう言った意見の方にも是非、トライしていただきたいのが酵素/寝かせ玄米です。七号食中も、できることなら酵素/寝かせ玄米の方が、効果は実感できると思います。(今回私は準備が悪く1/3程度が酵素玄米でした、、、)七号食を終えて、我が家も可能な限り酵素/寝かせ玄米を日常に組み込もうと思います。
●酵素玄米
常温パックになっているので温め直してすぐに食べられる便利なレトルトです。玄米の味には必ず飽きてきますから、酵素玄米は必須です。ご自身で作れる方は是非、作っておくことをお勧めしますが、七号食のためだけなら、好きな時に食べられるし、購入してしまうのもいいでしょう。10日間全日を酵素玄米で過ごすと玄米よりもデトックス力はあるかもしれません。玄米が苦手な方にも、お赤飯のようにモチモチでとても美味しいので大変おすすめです。
●長岡式酵素玄米冷凍パック
長岡式酵素玄米とは、元祖酵素玄米でしょうか。長岡式から酵素玄米は広まったと言われています。無農薬の奈良、京都産の玄米に北海道産の小豆、長岡式専用のサンナトリウムと呼ばれる塩で炊き、3日以上寝かせてできた酵素玄米です。こちらは冷凍です。
●玄米もち
有機玄米もち。ライスケーキを紹介したかったのですが、中々納得のいく商品がなく。今回私は手に入らないので玄米もちは登場しませんでしたが、手に入るのなら是非取り入れたかったものです。「有機玄米もち」と名乗っていても、お米の正確な産地まで記載せしているところは少ないものですが、こちらは安心です。
●ホットサンドメーカー
我が家の一押し、南部鉄ホットサンドメーカー。我が家ではパンに使われることはほとんどなく、冷玄米を美味しく食べるために大活躍しています。カリッと焼けた焼きおにぎりのような仕上がりになり、とてもおいしいのです。鉄なので慣れるまでは苦戦するかもしれませんが、慣れてしまえばヘビロテです。子どもたちも大好き。
酵素玄米は10合一気に作ってしまうことがお勧めされています。すると毎日ご飯を炊く手間もないですし、一日2回、朝夕と空気を入れるようにしてかき混ぜてあげるだけで、玄米はどんどんと熟成され美味しくなっていきます。そんな酵素玄米を発酵させるのに、普通の炊飯器の保温機能でも十分ですが電磁波が気になります(我が家も普通の炊飯器で気が進まずあまり使っていませんでした...)手に入るのならこの、台湾製の炊飯器が喉から手がでるほど欲しいです。外側はアルミで内側はステンレス製です。
お米8合が炊けるサイズです。圧力鍋の中でもリーズナブルで口コミもいい商品。
七号食についてとてもわかりやすく解説された本です。AmazonのKindle版も出ていて購入しました!初めての方にとてもオススメです。表紙とは裏腹に中身は雑誌のようでとても読みやすかったです。