【砂糖なし育児】のデメリット。砂糖なし育児実践中のリアルなとその対策。本物がわかる身体を作る。
砂糖なし育児ってどうなの?
挑戦してみたいけど実際大変そう。
リアルなデメリットが知りたい!
そんな方にオススメです。
間も無く2歳、7歳&11歳を砂糖なし育児中、
砂糖なし育児を行うのは大変です。ましてや途中から切り替えることは、そう簡単なことではないでしょう。しかしその先に子どもたちが手にすることができるものは、非常に大きいと感じます。
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はじめに
砂糖なし育児は、お腹の中から始めるのが理想です。生まれる前から、母体であるお母さんが砂糖を断つことから始まります。
生まれて、ある程度成長してから始めるのには、困難な場面が多数あると思うのです。
我が家では長女の場合生まれてすぐから。
次女の場合は生まれる前から砂糖断ちは始まっていました。
白砂糖の味を占めてからの砂糖断ちほど難しいものはありません。それほど脳に刺激があり、一食べたら脳が覚えてしまう程、依存性が高いのです。
今現在お腹に赤ちゃんがいる方は、今からでもご自身の砂糖断ちを始めましょう。
砂糖を断つには単純に止めるだけでなく、それをスムーズにするために、日々の食生活を質すことが重要です。
きちんと整っていれば、砂糖を欲することが格段に減るのです。
要は偏った食生活により、過剰に糖分を欲するのです。
砂糖なし育児のデメリットと対策
砂糖なし育児のデメリットでは、こんなことが挙げられます。
- 周囲に理解されにくい
- 子どもへの説明が難しい
- 市販品はほぼ食べられない
- 外食が限られる
- 途中からだとフォローが難しい
と言ったところです。初めの二つについては、過去記事で触れています。まだの方はこちらをご覧ください☟
砂糖なし育児、実践中。砂糖なしでもイヤイヤ期はやってきます。カンボジアで食育重視の子育てをしている我が家は、今まさに砂糖なし(精製糖なし)育児実践中です。11歳、7歳&1歳半の娘がいます。[…]
市販品はほぼ食べられない
今まで買っていたおやつ。スーパーで、コンビニで気軽に購入できるおやつはまず、ないと思っていただいて構いません。砂糖断ちを始めると驚くほど、ほとんどの品に砂糖が含まれていることに気がつくでしょう。砂糖の入っていない市販品などほぼ、ありません。成城石井のようなちょっとこだわりのスーパーや、最近進出してきたオーガニックスーパー、ビオセボン(都内と神奈川一部のみ)、伊勢丹のような高級スーパーに行けば、いくつかは購入できるものがあるかもしれません。
・干し芋(ほどんどが中国製)
・無添加のナッツ
??それだけ?と言うくらい本当にありません。以前帰国した際に、成城石井ではオリジナルブランドでマクロビクッキーやココナッツシュガー を使ったチョコレートやビスケットがあり、ありがたく購入させていただきました。成城石井のマクロビクッキーは美味しいのでオススメです。
自然食品や健康食品の専門店もオススメですが、原材料の確認はしたほうがいいです。
外食が限られる
外食も、砂糖を気にし始めるとあらゆるものに砂糖が使われていることに気がつきます。一見大丈夫そうに見えても、タレ、ソースには大抵砂糖が入っています。うどんのつゆにも、ファミレスなんてもってのほか。健康系カフェくらいです。そんな中でも比較的安全なのが、
・本気の蕎麦屋
・インド料理
これらは比較的砂糖が含まれる可能性は少ないです。イタリアンで料理に砂糖が使われることはないのでは?蕎麦屋の場合は、出汁に砂糖を使っている場合があります。私はまず、出汁に砂糖が使われていないかどうか尋ねます。インド料理はちょこっと脇についてくるソースに砂糖が使われることがしばしばありますが、メインで食べるものに砂糖が使われることはあまりありません。
途中からだとフォローが難しい
砂糖を知ってしまってからの、砂糖断ち。特に毎日砂糖をとっている子が砂糖を断つのには、その分しっかりとフォローしてあげることが重要です。
「どうして砂糖断ちするのか」
きちんと説明して、理解してもらう必要があるでしょう。上手に誘導しないと返って過度なストレスになってしまいます。砂糖の味をしめてしまってからの砂糖なし育児への誘導は、慎重に。一先ず、「甘味料の取りすぎ」については気にせず、とにかく白い砂糖から良質な甘味料へ移行することを行うことをお勧めします。どんな糖でああっても、糖分の取りすぎはよくありません。しかし白砂糖を知っている子からいきなり白砂糖と甘いものを同時に取り上げることは、過酷です。はじめの一歩は、「白砂糖」を切り替えることから始めてみてはいかがでしょうか。
そして親御さんも一緒に、行うことが大切です。
砂糖の選び方についてはこちらをどうぞ☟ 【砂糖の選び方】数値ではなく自らの舌センサーを信じて体感で選ぶ甘味料。甘味料は何をお使いですか?我が家は白砂糖を使わなくなって、早8年を越えました。我が家が最も避けたいものの一つに白砂糖が含まれるのですが、白砂糖の害についてはも[…]
良質な塩分をしっかりと取らせてあげる。
砂糖を断つにあたってとても重要なのが、ミネラルです。砂糖を取るとミネラルは砂糖に奪われてしまい、身体はミネラル不足になり、また砂糖を欲するようになりまさに負のループに陥ります。普段の食事に本物の塩をしっかりと使いましょう。またおやつもミネラル補給のできるものにすることで、過度に甘いものを欲することがなくなります。これは非常に重要ですから、意識して摂取できるようにしてください。
本物の塩選びについてはこちら☟ 【塩の選び方】驚きの歴史と未だ流行の減塩。完全天日か平釜を選べ。 塩は、どんなものを使っていますか?なんでもそうですが、できるだけ人の手が加えられていない、自然の状態に近いものを選びたいものです。自然の[…]
メリットの方が大きい
今回はデメリットにフォーカスしましたが、実際はもちろん、得られるメリットの方が大きいです。そうでないと我が家は砂糖なし育児を実践していません。砂糖に支配されない子育ては、シンプルでクリアで良いものです。虫歯問題、怪我の回復力、駄々こねの回数、、、砂糖断ちをすると、今までどれだけ砂糖に支配されていたか、気がつくでしょう。持て余してしまうこともあるかも知れません。メリットについてはこちらの記事で触れていますので併せてご覧ください☟ 砂糖なし育児、実践中。砂糖なしでもイヤイヤ期はやってきます。カンボジアで食育重視の子育てをしている我が家は、今まさに砂糖なし(精製糖なし)育児実践中です。11歳、7歳&1歳半の娘がいます。[…]
何がいいかって、砂糖を食べていた時にはなかった”余裕”が生まれてきます。テレビを卒業するのと同じ、断捨離です。子どもの情緒が安定して(もちろんそれだけが精神的安定の要素ではありません)、生活そのものがスッキリとしてきますよ。
そして何より、しっかりとした、本物を判断できる身体が形成されます。
舌が正常に機能し始める
数ヶ月も砂糖断ちを経ると、不思議なことに白砂糖の甘さに、舌が敏感に反応を示すようになってきます。しかし、月日が浅いとそこですぐに再びスイッチが入ってしまうので安易に口に入れることはお勧めしません。ダイエットのリバウンドのような現象が起きかねません。体内から今まで蓄積された白砂糖が抜け切り、身体も欲することが無くなった頃、再び食べてみるといいでしょう。今までペロッと食べられていたケーキなんかが、半分も食べれば冷蔵庫へ再び戻したくなるような気分になるはずです。
そうなると、舌が正常に働き始めた合図です。
アレルギーがあるので、という回避方法
我が家は学校や集まりごとでおやつが出る場合でも、あまり食べて欲しくないので手作りを持たせます。しかしそう言った場面だけは許可してあげるのも、一つの手だとは思います。ですが今では学校の牛乳を飲ませないようにしている方も多いですよね。給食ではなくお弁当を持たせたりする方もいるかと思います。それと同じことです。
「アレルギーがあるので」
その一言で誰も変な目で見てくることはありません。
自分で判断できる年頃になったら任せる
我が家の場合、10歳も過ぎれば自分で判断してもらおうと思っています。親の目が届くうちは、避けて通ろうと思いますが、大きくなれば自分で外に出ていくもの。そうなったらもう自由にしてもらいます。今まで与えなかった分、身体が知っているので、いくら反動で白砂糖を食べようにもいつかは終わるものと思っています。
我が家の長女は11歳になり、今では外で何を食べてこようが口出ししませんが、彼女はめっきり甘いものが苦手です。
次女は甘いものが好きなほうですが、甘味料など不自然なものに敏感に反応するため数口でもう要らない。となるのが常です。
身体に覚えて貰えば、脱線しても軌道修正できる
今まで出会った、食にこだわりを持って育てられた人は皆、そうなのです。
一時は反動で狂ったようにカップ麺なんかに走る時期があっても、時を経れば軌道修正されているのです。
食にこだわりを持って育てられた人は今現状、あまりいいとは言えない食生活を送っていたとしても、シンプルな粗食の美味しさを知っています。
反対に、小さな頃からコンビニ弁当に袋菓子で育った人はどうでしょう?
そう言った人に、粗食の美味しさはわからないのです。美味しいと感じないので、化学塩をふりかけたくなったり、味の素が入っていないと物足りません。味噌も、本物の美味しさは分からず、添加物入りの味噌を美味しいと感じてしまうのです。私自身、そうでした。ご飯の代わりにケーキやアイスで過ごし本当に砂糖漬けだったのです。砂糖を抜いて初めて、今まで知らなかった美味しさに気がついたのです。
この違い、大きいと思いませんか?
食物本来の美味しさがわかる、そのための本物が分かる身体作り。それだけで、砂糖なし育児を実践する価値があるように思います。
まとめ
砂糖なし育児のデメリット、何事にもデメリットはありますよね。砂糖なし育児の場合、デメリットよりも得られるメリットの方が大きのではないでしょうか。
本物を判断できる身体作り。
どうして砂糖断ちをするのか、迷った時には是非これを思い出してください。砂糖なし育児の最大の価値はそこにあると思います。
☟砂糖なし育児に役立つ本です。参考にどうぞ☟
子どもも大人も、みんな違ってみんないい!子どもの自然な育ちをせかさずに、家族の時間をゆっくりたのしめば、たいていのことは大丈夫……そんなスタンスの育児雑誌です。0~6歳の子育てをたのしんでいる家族や先輩家族がたくさん登場する、タイムリーな特集のほか、子どもも大人もラクになるシンプルでオーガニックな「食事」や「あそび」、「世界の幼児教育」や「自然療法」のこと、子どもの本専門店・クレヨンハウスならではの「絵本」情報もたっぷり。話題の発酵食レシピ、自然派医師により健康ガイド、気になる子のためのわらべうたあそびなど連載も充実です。また、子育て中に知っておきたい国内外のニュースを豊富にお届け。大人の育自(自分も育っていこう!)も大事に考えています。 抜粋:fujisan.co.jp
子育て雑誌クーヨン、我が家もかなりお世話になりました。毎月とってもためになるような内容で、永久保存版にしたいものが多数。シュタイナーやモンテッソーリ教育の話、素敵な絵本や知育玩具、子ども向けのイベント紹介、自然療法にアーユルベーダ、砂糖なしのおやつレシピ。子どもたちもペラペラめくって眺めたり。とてもお勧めです。
☝︎月刊クーヨンはこちら☝︎定期購読のお申し込みが可能です。
以下2冊も大変お世話になりました。砂糖なし育児の教科書的な存在です。
【砂糖なし育児】にオススメ!元カフェ経営者が教えるヴィーガン、グルテンフリーおやつレシピ11選砂糖なし育児でオススメされるおやつは、おにぎりふかし芋 え、、、ちょっと寂しくない?&n[…]