brown and black stone fragments

【砂糖の選び方】数値ではなく自らの舌センサーを信じて体感で選ぶ甘味料。

  • 2021年5月19日
  • 2022年2月14日
  • HEALTH, EAT
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砂糖の選び方】数値ではなく自らの舌センサーを信じて体感で選ぶ甘味料

brown and black stone fragments

甘味料は何をお使いですか?
我が家は白砂糖を使わなくなって、早8年を越えました。

我が家が最も避けたいものの一つに白砂糖が含まれるのですが、白砂糖の害についてはもう情報が溢れていますのでここでは述べません。

また調べていくと白砂糖だけ避けてもダメ、甘味料という時点で全て同じ。という意見にぶつかる事もあると思います。

果たしてそのような情報を出している皆さん自らの舌センサーは、きちんと働いているでしょうか?白砂糖は取らなくならないと解らない、強烈な感覚や変化があります。

我が家の子どもたち4歳&8歳は、白砂糖抜きで順調に育っています。

鶯茶房ライフジャーナル、もみじ(@jun_momiji)です。

私自身は子どもを授かるまで、甘いもの大好き、一食のご飯の代わりにアイスやケーキの人でした。そんな私でも白砂糖と縁が切れるものです。

今回は、そんな我が家の選ぶ甘味料と選ばない甘味料、調べていくと数値で見ていても混乱してくるような情報が飛び交っているので、実際の体感として、選びたい甘味料のお話です。

白砂糖をほとんど食べなくなって6年は経っています。記録したりしていないので正確な期間はわかりませんが、身体はしっかりと過剰な白砂糖に反応するようになりました。

そんな我が家の舌のセンサーが、これならいいかな。と感知する甘味料選びのお話です。


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☝️こんな人にオススメ☝️

  • 白砂糖の代用は何がいいのか分からない
  • 結局甘味料は何がいいのかお悩みの方
  • 健康意識をし始めたけど甘いものが大好きな方
  • 子育て中に子どもに与える甘味料でお悩みの方

取り過ぎればそれが何であれ悪になるということを頭に入れておく。

man sitting at the shed beside the street

始めに、どんなものでも、それが身体にいいと言われているものでも、取り過ぎればそれは身体にいいとは言えなくなることを念頭に置いておきましょう。

ここで紹介する甘味料はあくまでも、選ぶのならコレ!白砂糖よりはいい。

というお話で、これならいくら食べても大丈夫!というわけではありません。

実際我が家もそれほど甘味料を使わないのです。甘さを加えることによって旨味を引き出す、甘さを加えることによって必要な栄養素を補う、また食品の保存力を高める。と言った使い方です。

そのものがどう言った工程を経て、出来上がったのか、というところを探ってみるのもポイントかと思います。


これは選ばない。

man in black and white jacket doing peace sign
  • 白砂糖
  • 三温糖
  • 和三盆
  • 人工甘味料
  • (甜菜糖)
donuts on white saucer

白砂糖はいうまでもありません。三温糖は白砂糖と同じと思っています。白砂糖(上白糖)を取った後の残りを茶色くなるまで煮詰めたものが三温糖です。

和三盆は手間暇かけて作られた白砂糖のようなもので(私はそう捉えています)、和菓子などに使われる高級甘味料のような位置付けですが、これも白砂糖と大差ないと思っています。決して栄養価が高いわけではなく、白砂糖よりもわずかにミネラル成分などが残っている程度です。

人工甘味料は人工ですから、取りたくありません。人工甘味料が及ぼす健康被害も多数報告されています。また先ほど述べたように人工甘味料は人工ですから、製造過程を想像してみたら自然でない(不自然である)ことが想像できると思います。

甜菜ですが、ヴィーガン、マクロビスイーツなどでよく使われます。甜菜も白砂糖の原料です。白砂糖はサトウキビもしくは甜菜を精製して作られますが、なぜ我が家が選ばないかというと、遺伝子組み換えが多いため。虫が付きやすく、農薬も多いようです。健康系のカフェやスイーツで甜菜糖が使われている場合、食べたりすることもありますが、購入して使うことはありません。

brown round fruit on brown paper bag

白砂糖、三温糖、和三盆、これらの白砂糖と大差ない糖たちが、健康被害を及ぼすために避けたいのはもちろんなのですが、白砂糖を取らなくなるとその強烈な甘さに驚くものです。

昔だったら一切れペロッと食べていたケーキが食べられないほど甘さがドギツイのです。

高級アイスクリームで有名なハーゲンダッツ、大好物でしたが、今ではミニカップひとつも食べきることができません。

それどころか頭痛がしてきたり、気分が悪くなってきます。脳に強烈な刺激が来ているのではないでしょうか。

これぞ体感です。センサーが働いています。

気分が悪くなる、頭痛がしてくるようなものを食べ続けていたらどうなるでしょう?

病気になって当たり前。

ましてや身体の小さな子どもが幼少期から白砂糖たっぷりの菓子パンで始まりアイスクリームを食べ、ジュースを飲んで成長していったら(まさに小さい時の自分)どうでしょう?

この体感はケーキ他洋菓子やハーゲンダッツ他アイスクリームだけではなく、和菓子にも言えることです。

しかし白砂糖でも本当に控えめに作られた、手作りものならば気分が悪くなることはありません。市販のものはそれだけ大量に砂糖が入っているということです。砂糖に限らずですが、、、

これらを選ばない理由

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  • 身体にとっていいことがない
  • カロリーだけで栄養価がない
  • 脳にものすごい刺激がいく
  • 一度覚えると依存する
  • 自然でない

という点です。身体にとってなんのためにもならず、得られるものはカロリーと依存度の高い多幸感。身体のためにならない物をわざわざ取り入れたいとは思いませんので、選ばないのです。どうせ身体に取り入れるのなら、タメになるものを入れたいと思いませんか?人の手が加えられすぎている点も、あまり好みません。

では、我が家の体感で、気分が悪くなることはない、舌センサーがいいとい感じる甘味料を紹介していきます。


選ぶのはこれ

  • ココナッツ/パームシュガー
  • メープルシロップ
  • 黒糖
  • デーツシロップ
  • (アガベシロップ)

*アガベは使ったことがないので()表記にしています。

honey filled bottle on the table

低GI甘味料ね〜、と詳しい方はこれを見て思うかも知れません。これらは実際に低GI甘味料(血糖値の上昇が緩やか)な甘味料として注目されました。しかし低GI甘味料にももちろんデメリットはあります。

オーガニックのメープルシロップはとても美味しいですし、甘さも優しいのでいい甘味料と思います。メープルバター(煮詰めて急速に冷やしバター状になったもの)なんて最高です。しかしメープルシロップの場合、果糖は少なめですがショ糖が多く、ショ糖はピロリ菌や悪玉菌の餌になりやすいと言われているので気をつけたいところ。

黒糖は商品にもよりますがミネラル分も非常に多いので、いい甘味料だと思っています。工程もサトウキビのジュースを煮詰めて作るというシンプルなもの。でも少し甘味が強いと感じるのと、この中では高GIになるので血糖値が上がりやすいです。またクセがあるので料理を選びますよね。しかし上手に使えば料理にコクがプラスされます。日本にいたらコスパや栄養面を考えて黒糖は一つ、持っておきたいです。

デーツシロップはナツメヤシの実から作られたシロップ。甘味は優しく食物繊維やミネラルが豊富でアンチエイジング効果もあり、ナツメヤシの栄養価が丸ごと入ったシロップで、こちらもお料理のコク出しにいい仕事をしてくれます。もちろんスイーツにも。デーツは糖類(果糖、ブドウ糖)の割合が理想とされており、ショ糖はゼロとなっているため最も安定した甘味料と言えるかもしれません。

pile of chocolates

ココナッツ/パームシュガーは、砂糖の取れるヤシ科の花弁や樹から樹液を取り出しそれを煮詰めたものです。低GIで一時とても有名になり人気になりました。しかしながら、果糖を多く含むため取りすぎると肝臓に負担をかけてしまします。

しかしそれはどの甘味料でも同じこと。樹液を煮詰めるという点ではメープルシロップと同じでシンプルな工程です。また、同じヤシ科のデーツ同様ミネラルを多く含むとも言われています。

ここカンボジアの特産品とだけあり、我が家のメインシュガーです。メープル、黒糖、デーツに比べてクセがなく、色味も黒糖、デーツに比べて薄いのでスイーツやお料理を選ばない非常に使い勝手の良い甘味料です。味醂のないこの国で味醂がわりに料理に使うとコクと照り出しに大活躍です。カカオとの相性もよく、カカオの風味を邪魔しません。

天然甘味料でもこのようにデメリットを併せ持つので、実際のところどうなのか、数値ではなく

体感で感じる甘味料選び、を紹介しています。

どれも甘味料に変わりはないので、取り過ぎれば確実に身体に負担はかかるのです。メープルシロップやパームシュガーは樹液を煮詰め、黒糖はサトウキビのジュースを煮詰める。

煮詰める=濃縮液

ですからたくさんとれば過剰になることは、言わずもがな。

上記の甘味料が選ばない甘味料と異なるところ

boy wearing gray vest and pink dress shirt holding book
  • 甘味が優しい(ドぎつくない)
  • 頭痛や気分が悪くなることがない
  • 精製されていない
  • 伝統製法
  • カロリーだけではなくミネラル等の栄養価が含まれる

と言ったところで、できることなら全てオーガニックが理想です。

これらの甘味料は白砂糖のように舌にまとわりつく感じがなく(白砂糖を断たないと分からない感覚)どぎつい甘みになる事もなく、特に強烈な依存性も感じません。



白砂糖って一度食べると、あー!食べたい!となりませんか?舌にベタっと残らず、脳にガツンと来る事もありません。

頭痛が起きる事もなく、気分が悪くなる事もありません(取りすぎた場合は不明です)

また精製されていないのでそのものの味がします。特にパームシュガーは、若干の苦味を含みます。それがナチュラルでいいのです。(スイーツなどに使って気になるほどではありません)メープルシロップの香りも、黒糖の味も、デーツの味も、何にでも合うわけではありませんよね。

それがいいのです。自然の味、そのものの味。

白砂糖にそう言った個性、感じられますか?

人間も動物も植物も食物も、個性がある方が魅力的です。


まとめ

いかがでしたでしょうか。白砂糖のループから抜け出した、私たちの舌センサーがいいと感じる甘味料、参考になりましたら幸いです。残念ながらカンボジア産のパームシュガーは現在日本で手に入れることは難しいようです。代わりにインドネシア産のココナッツシュガーを紹介しています。今回載せませんでしたが、煮切ったみりんや、米飴もいい甘味料として持っておくのもいいと思います。米飴の作り方はこちらで紹介しているので是非、覗いてくださいね。☞米飴の作り方☜

はちみつに関しては蜂の膨大な努力の賜物であることを考えて、我が家では甘味料というよりも薬用としての利用がメインです。蜂がせっせと溜め込んだ貴重なはちみつをいただいているので、体調が優れない時や、怪我の時に活用しています。はちみつはもちろん非加熱のものを選びます。そしてできることなら養蜂されていないワイルドなものが我が家では理想です。

以下オススメの商品です。

●インドネシア産オーガニックココナッツシュガー 1kg●インドネシア産オーガニックココナッツシュガー 500g●カナダ産オーガニックメープルシロップ 1.3kgオーガニックで最もやすいメープルシロップ。

もっといいオーガニックメープルシロップも一緒に紹介したかったのですが、現在どれも在庫切れでした。物流が通常運転するまで難しいのでしょうね。

●アメリカ産オーガニックデーツ 1kg

デーツシロップに関しては買うより作った方が安い上に非常に簡単に作れるので手作りをお勧めします。

作り方:
デーツを水につける。柔らかくなったら水ごとミキサーで攪拌してそのまま使うか、濾してから使えば一層市販品に近くなる。

作るのが億劫な方は、カミオさん(@na_tencho)さんのオンラインショップか東京小岩の実店舗へ。Amazonより安いらしい?!

https://twitter.com/na_tencho/status/1376526672388714499?s=20
https://twitter.com/kokutoya_com/status/1392359293177929731?s=20

黒糖に関しては、 Twitterでよくお見かけする沖縄の黒糖屋(@kokutoya_com)さんが気になります。魅力的な商品がたくさんありますよ。以前ミネラル含有量の豊富な黒糖を紹介されていました。Twitterでおすすめを聞いてみるのもいいかもしれません。

コスパを考えると、

メープルシロップ黒糖デーツココナッツ/パームシュガー
¥2000前後〜¥1000〜(ピンキリ)¥3000前後〜¥3000前後〜
1kgに対する値段

このような感じです。ココナッツシュガーも水と併せて火にかければ簡単にシロップにすることができます。ミルクと合わせればキャラメル風味でとっても美味しい。ということでこちらも使い方によっては量が増えます。黒糖はずば抜けて安いですが、この値段は有機のものではありません。有機黒糖で探してもあまり出てこないのです。大半は認定を受けていないだけでオーガニックなのかもしれません?詳細は不明です。メープルシロップはカークランド社のものがオーガニックで格安で出ていますが、その他オーガニックはもっとずっと高価です。

あなたはどれを選びますか?
私は断然、ココナッツ/パームシュガー推しです!

しつこいようですが甘味料ですので、くれぐれも取りすぎには注意してくださいね。

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